2008年09月25日(木)

「あなたがたの父なる神は、あなたがたがお願いする先に、あなたがたに必要なものを知っておられるからです。だから、こう祈りなさい・・」マタイ6:8



神は私たちが願う先に、必
要なものを知っておられる。
では、神が知っておられる
なら、求める必要が無いで
はないかと思う。だから、
祈らなくて良いのではと。
しかし、「だから、祈りな
さい」と主の祈りが続く。
だからこそ、祈れと言われ
る。祈りは重要であり、実
践の中でこそ、祈りが身に
つく。神は私たちの必要を
ご存じだが、自分が知らな
い。自分はこうありたい、
これが欲しい、これが絶対
に最善だと思う。自分の強
い思いがある。しかし、神
の目には違っているかも知
れない。しばしば、神の思
いと人の思いは大きく違う。
祈る中で、自分の願いが修
正されて行く。なかなか祈
りが答えられない時、その
願いの動機に視点が向く。
動機が探られる。あるいは
自己中心なものかも知れな
い。間違った動機が正され
る。又、強い願いはあるが、
今、本当に自分に必要であ
るのかどうかを考えさせら
れる。祈りの中で、その願
いがきよめられて行き、本
当に自分にとって最善なも
のが何なのかを見つけて行
く。祈りの中で、願いが軌
道修正され、神のお心に適
うものへと変えられて行く。
自分自身が変えられ、祈り
が変えられる。神の心に適
った祈りは答えられるので
「神に願ったその事は、す
でにかなえられたと知る」
その祈りが答えられたとの
確信が臨む。
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欲しいものと必要なものは
違う。それをはっきり示さ
れ砕かれて行くのも祈って
いるからだ。自分の自我や
限界を謙遜に認めていける。