2026年06月04日(木)

「いのちを与えるのは御霊です。肉は何の益ももたらしません。 わたしがあなたに話したことばは、霊であり、またいのちです」 ヨハネ6:63


ある牧師が、若い時から懸命に働き続け、走り続けて、退任が間近
になっていた。今まで、宣教のため、信徒の成長のために、懸命に
労した。根が真面目で一生懸命だった。そんな中、教会内で分裂が
起きて、ごっそり信徒が出てしまった。衝撃で、意気喪失、心は萎
えて、今までの自分の人生は何だったのかと、燃え尽き症候群に陥
った。

立ち上がれず、うつになってしまった。気力が失せ、聖書を読む事
も、祈る事も出来なくなった。何もできず、日を過ごしていた。気
力が全く湧いて来なかった。そんな時、家族が聖書セミナーに参加
し、喜んで帰宅した。しかし自分は沈んだままだった。家族がセミ
ナーの祝福を伝え、祈りを勧めてくれた。気持ちは乗らなかったが、
喜んでいる家族を見ていて、気力も無いが、聖書を手に取ってみよ
うかと思えた。

パラパラと読むではなく、見ていた。その時「お願いする先に、あ
なたがたに必要なものを知っておられる」の言葉が、スッと心に入
って来た。今の状態を何もかも「知っておられる」事を思った。
そして次節の「だから、こう祈りなさい・・御名があがめられますよ
うに」が、心に響いた。

失敗し、挫折し、こんな状態を通して御名が崇められるようにして
下さると。その時、心に光が射し、希望が湧き、立ち上がる事がで
きた。主の力と、周囲の熱心な執り成しによることだった。残され
た時間、精一杯主に仕えたいと、新しい気力と力が与えられた。
御霊により語られた御言葉には、大きな力がある。
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御霊により語られる御言葉は、目の前がどうであっても今日の歩み
を肯定し、力づけ生き返らせてくださる。御霊により生きよと励ま
す主の声を聞ける。何と感謝だろう。