2009年07月25日(土)

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」イザヤ43:3

神は、人間を神のかたちに創造された。そして創造されたすべてのものをご覧に
なり「見よ。それは非常によかった」と。人間は非常に良いものとして創造され
た。「わたしの目には、あなたは高価で尊い」。

ところが、人間は自ら神を捨て、罪を選んだ。神無しで生きることを選んだ。自
分が神となり、自分の思いと力で生きる事を良しとした。

神に背を向けた結果、あらゆる混乱、混沌、不満、不安、無秩序が生じた。太陽
に背を向けるなら、影に生き、闇の中に生きるしか無い。

無差別殺人が起きる。容疑者は不満と鬱憤、鬱屈、怒りでいっぱいだ。人から認
められない惨めさ、自分に価値が無い、自分は負け組と。価値があると思いたい、
強烈な欲求があるに関わらず、思えない挫折。怒りとなり噴出する。

神がキリストの十字架のゆえに、罪人を愛し、受け入れ慈しんでいて下さる。信
仰者も絶えずここに立つ必要がある。神の言葉より、人からの評価、人の言葉、
世の賞賛、世の価値観、自らの思いを上に置くなら、必ず挫折し落ち込んで行く。

不満と思い煩いで一杯になる。自らの心を点検してみよう。神の言葉より、肉の
価値観、世の言葉が心を占めて、平安を失っていないか。自己存在の根拠を、今
一度、神の言葉に置き、神を心に据えよう。

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自分がどう思おうと、感じようと、神が高価で尊いと言われるから、高価で尊い。
愛されている。自分の感情や感覚を軸に置くと、そんな感じがする時や、しない
時が出て来る。御言葉を軸に据えよう。そして、心の芯に受け取り、心から感謝
しよう。