2009年09月24日(木)

「私たちの戦いの武器は、肉の物ではなく・・要塞をも破るほどに力あるものです・・高ぶりを打ち砕き、すべてのはかりごとをとりこにしてキリストに服従させ」Uコリント10:5

        

信仰生活で大切なことは、心に湧く様々な肉の思いを捕まえて、キリストに服従させることだ。私たちの心の中には雑多な思いが湧く。湧いては消え、消えては湧く。こんなはずではといった思いも出没する。

人と少しギクシャクすると「私に対して悪い思いがあるのでは」「自分の言ったあの事か、この事か、あの態度か」妄想になって行く。最近の若者はメールの返信がないと、非常な不安と思い煩いに陥るそうだ。「気を悪くするような事を送ったか?」「あの言葉、この言葉か?」これも妄想だ。

その日声をかけられないと「無視された」。あの言葉の意味は、実は〜ではないか?向こうで数人が話しているだけなのに、自分の噂話、悪口ではないか?サタンが巧妙に吹き込んで来る否定的思いだ。これらを放っておくなら、心は幾らでも落ち込んで行く。

自分は愛されていない、誰からも認められない、だめ人間・・、それは必ず成育歴にまでさかのぼり、だからダメなのだと、何もかもが否定的になって行く。
サタンはそうやって要塞を築き上げて行く。心をサタンの思うがままにさせて、要塞を築かせてはならない。

妬みや憎しみは頑強な要塞になってしまう。その思いの一つ一つを、そのまま放置せずに、すぐに主のもとへ差し出し、「キリストに服従させ」ることだ。
そして御言葉を心に受け取るなら、御言葉から来る御霊の思いで心が満たされて行く。
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私達に与えられている武器は、神様からの力だ。サタンからの思惑や誘惑によって、行く道を阻まれてしまうように見えるが、自分の知恵や力で戦っているのではない。だからから力強く歩もう。