2010年01月25日(月)

「あなたがたが神のみこころを行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です」ヘブル10:36



私たちの信仰生活で、思い通りにならない事をしばしば経験する。自分の思い通りにしたいのが、まさに肉であり、自我であり、生まれつきの性質だ。そこで心に葛藤が生じる。イラ立ちと、焦り、思い煩い、不安、恐れに襲われる。
反抗的になるか、又は落ち込む。

しかし、すべての事に神の時がある、一つ一つの事態を最高のタイミングで神が与えておられる。神は良いお方であり、子供たちに良いものを与えようと、待ち構えておられる。その事を堅く信じる時、忍耐が与えられる。

不安や思い煩いが、平安に変えられる。まず、自分が最善と思うタイミングと、神が最善と思われるタイミングが、しばしば異なる。私たちは先は全く見えない。
ほんの目先しか見えず、近視眼的にしか判断できない。

又、なかなか時が待てない。待つ事が難しい。願ったものは、すぐに欲しい、今すぐにだ。しかし、神は将来も、あなた自身をも、何もかも見通しておられる。思い通りに行かない時、神を信じてじっと待とう。

このような時に、人と比較する誘惑が来る。自分だけが取り残され、人がどんどん先に進んで行くように見える。羨んだり、妬んだりせず、神を見上げて、神の時をじっと待とう。神のもっとも美しい時に、神のタイミングに、あなたの待ち望む答えが来る。そして、結果的に更なる「忍耐」が培われている。
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強すぎる自分の思い、苦しい状況、それしか見えなければ沈んで行く。目に見えない神の時を黙って待とう。神が私を待たせておられるとの視点に立てた時、今ここでしか見えない恵みが見えてくる。