2011年10月25日(火)

「古い人をその行ないといっしょに脱ぎ捨てて、新しい人を着たのです。新しい人は造り主のかたちに似せられてますます新しくされ」コロサイ3:10 



古い人は、生まれつきの性質であり、神無しであり、自分の事しか考えない。人の賞賛、自分の栄光を求め、プライドは高く、虚栄に走る。又、心は数々の傷を持ち、歪められている。しかし、新しい人は、神から生まれ、神の性質を持つ自分であり、神を愛し、隣人を愛し、神に従おうとし、喜び、平安を持つ、神の子だ。この自分中心の古い人を脱ぎ捨てる事と、神の性質を持った新しい人を着る事が言われている。

大事な事は、古い人を「脱ぎ捨てる」ことだ。古い人の上に、新しい人を重ね着するのではない。着替える事であり、衣替えだ。新しい歩みは、古い価値観、この世の見方を捨てて〃行くことであり、そして、「キリストに聞き、キリストにあって教えられてゆく」ことだ。自己中心の考え方を捨てて、御言葉に従い、御言葉を生きて行く事だ。その場合、往々にして都合の良い、好きな御言葉、心地良い御言葉しか聞いていない。

「本当にキリストに聞き」とは痛い言葉、耳ざわりの悪い言葉をしっかり聞き、従う事だ。「古い人を脱ぎ捨て」とは、悔い改める事でもある。罪を示されるごとに悔い改め、主に従って行く、そうする時、変えられて行く。「人を欺く・・古い人」のごとく、古い人は都合の悪い事は隠ぺいしてしまう。表向きは、神に従っているようで、心の奧では自分を一番にしていたりする。御霊は心を探り、指し示して下さる。御霊に従い、絶えず悔い改め、脱ぎ捨てて行こう。
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重ね着は簡単に出来て同じように見えるが、古いままで新しいものを受け取れないことは、自分が一番よく知っている。主に似た新しい人の素晴らしさを知るために古い価値観を捨てて、捨てていこう。