2011年11月24日(木)

「というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである」Uコリント12:9


会えば愚痴を言い、口を開けば、不平不満という人がいるだろうか。そんな人はどんな環境にいても不満が出て来る。「あのうるさい嫌な上司さえいなければ」「何でこんなに忙しい、もっと時間があれば、〜〜できるのに」「相手さえもう少し配慮してくれれば、相手の言動が悪い」「身体が弱くさえなければ、もっと〜〜するのに」「もう少し経済的に余裕があれば」・・あれが無い、これが無いと、不足を捜し出しては不平を言う。

しかし、完璧な環境にいる人など一人もいない。状況のみを見るか、神に焦点を当てて、神を通して状況を見るかで、大きな違いが生じる。神に焦点を当てる時、神が見えて、この状況の中に、神が教えようとされていること、神のメッセージを探し出し、見い出す。そして、愚痴と不満に終始するのでなく、この中で、自分にできることをしようとして行ける。

なぜなら、神に依存しているのであって、状況には依存していないからだ。あなたはどちらに依存しているだろう。どんな時にも、恵みはあなたに十分だと言われる。主の力は、私たちの弱さの中に完全に現れる。弱さの中にこそ、主のみわざを見ることになる。そして神が「私たちの手のわざを確かなものにして」下さる。今の状況がどんなに悪くても、弱さの中に恵みは十分、主に期待しよう。
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完璧な状況、完璧な体力であれをして、これをして、ではなくどんな中でも神が不完全な者を通して何をして下さるかを見ていこう。弱さの中でこそ恵みに感謝し御名を賛美できる。