2012年09月24日(月)

「イエスは弟子たちに『さあ、向こう岸へ渡ろう』と言われた」マルコ4:35


夕方になり、段々日も暮れて来る頃に、主はガリラヤ湖のこちらから、「向こう岸に渡ろう」と言われた。舟に乗り込むや、極度の疲労にあった主は、とものほうで熟睡された。その時に、大嵐に会い、弟子たちは右往左往、パニックに陥った。舟は波をかぶり、水がいっぱいになり、このまま行けば沈没だ。自分たちは溺れ死んでしまう。

しかし、主は、そんな大嵐の中、全き平安と安堵で、何の心配もなく眠り続けておられた。なぜか。「向こう岸へ渡ろう」との御言葉だった。御言葉は100%成就する。途中で何があろうと、必ず実現する。そして、主が乗られた舟が、沈む事などあり得ない。沈む事のほうが不可能だ。主が「黙れ、静まれ」と風をしかりつけた時に、湖は静まった。主と弟子たちは、向こう岸に渡り着いた。

ところで、今、あなたにも嵐が襲っているだろうか。対人関係の悩み、信仰上の問題、自我との戦い・・。主は、あなたに言われている「さあ、向こう岸へ渡ろう」と。何かを捨てる事、献げる事だろうか。誰かを赦す事か、あるいは、謝罪する事だろうか。新しい環境に進む事だろうか。一歩前進を備えておられる。自我を砕き、向こう岸へ渡ろう。波や、風をなぎにして下さる主が同船しておられる。あなたにとっての「向こう岸」は何だろう。
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目の前の問題や、弱い自分だけを見て勇気を失ってはいけない。主が向こう岸に渡ろうと言われたからには必ず渡れる。渡る意志をはっきろと主に告げ全てお任せして祈ろう。渡り切るまであきらめず、主だけを見て祈り続けよう。