2012年10月25日(木)

「しかし、もしあなたがたの心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば、誇ってはいけません。真理に逆らって偽ることになります」ヤコブ3:14


対人関係で、いじめに会ったり、又、批判や非難、攻撃を受けると、憎しみや恨みが生じる。自分が被害者だと思えて、どうしても相手が悪いとしか見えない。絶対に許せないと思う。心に根深く巣くう憎しみや恨みは、非常に危険だ。自分自身の心を傷つけ、人生を壊してしまう。相手でなく、自分を苦しめる事になる。

四六時中、心は牢獄に縛られ、苦しみでがんじがらめだ。常に心は重く、暗い。そして、その憎しみは、人生の秩序を狂わせてしまう。「苦い、妬みと敵対心・・そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです」。その憎しみ、恨みは、悪霊に属するものと言っている。

憎しみや妬み、恨みは悪霊からのものであり、サタン的な力がある。執念深い、陰湿な呪いのようなものが湧き上がる。憎しみを抱き続けると、自分でコントロールできない力に支配される事になる。まずそれに気づいて、主に拠り頼もう。自分ではどうにも出来ない。しかし、出来る事がある。道が備えられている。

自分の内にある憎しみや、恨み、妬みを認めて、主の十字架を仰ごう。そこに救いがある。「もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら・・その罪を赦し」主の御前に罪を悔い改めるなら、赦して下さる。そして「すべての悪から私たちをきよめて」下さる。
十字架に解決がある。告白しよう。主が平安に変えて下さる。
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目の前の相手次第で妬みや敵対心はすぐに湧いて来る。地、肉の知恵は、自分自身を更に傷つけて行く。憎しみを主に手放し、主からの知恵を受け取ろう。