2014年09月24日(水)

「私はこのことばを聞いたとき、すわって泣き、数日の間、喪に服し、断食して天の神の前に祈って言った・・このしもべの祈りを聞いてください」ネヘミヤ1:4


ネヘミヤはハナニから、エルサレムの城壁が崩され、門は火で焼き
払われた悲惨な状態である事を聞いた。深く悲しみ断食して神に祈
った。祈りの中で重荷が増し加わる中、4ヶ月後、王の前に出た。
しおれた悲しい顔つきであり、それを見た王は、王のほうからネヘ
ミヤに尋ねて来た。心に何か悲しみがあるに違いないと。

この時、ネヘミヤは率直に心の内を話した。すると、王の方から
「何を願うのか」と聞いて来た。王はネヘミヤの心の重荷を察した。
そこで、ネヘミヤは、祈ってから王に答えた。ユダの地へ送って再
建させて欲しいと願った。王は願いを聞き入れ快く送り出してくれ
た。ここで学ぶ事ができる。

ネヘミヤはまずエルサレムの現状を聞いて知った。私たちの信仰生
活も同様だ。現状を、目の前の問題を、正しく知る事によって重荷
が与えられる。まず現実を知らない限り、重荷の持ちようがない。
そしてそれを具体的に祈りに持って行く時、更に重荷が増し加えら
れる。ネヘミヤは重荷が加えられ、何かをしたいと思った。

その願いは答えられ、神により環境が目の前に次々と開かれて行っ
た。すべての必要が備えられて行った。私達もまず現状を正しく認
識するところから重荷が生じ、祈りによって更にその重荷が深めら
れ、具体的に行動するように導かれる。あなたにも主が見せておら
れる重荷があるだろうか。
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漠然と祈るのではなくより詳しく事情を知り、その現実に応じた求
めを主にもっていきたい。漠然とした重荷はすぐにサタンが壊しに
くる。目的のものを形にするために現実をしっかり見て取りかかろ
う。