2015年03月25日(水) 「神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思い煩いを知ってください。私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください」詩編139:23
「神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思い煩いを知ってください。私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください」詩編139:23
ある人が職場で、一人の上司からずっと辛く当たられた。何で自分 ばかりがと、ひどく辛かったが、自分の何かが気に障ったようだっ た。周囲からも変な目で見られ、苦しい日々であった。自分は何も 間違った事はしていないと思う。何でこのような目に会うのかと、 心痛く悶々の日々だった。 体調も崩れて来た。仕事を休み、身体も休め、助けを求め主の御前 に静まる時を持った。余りの苦しさに、ハンナのごとく、祈りは叫 びとなり、涙となり、心の内を吐き出すように訴えた。思いを何も かも告げて、祈っていた。その時に、何も悪くないと思っていた自 分の心の底に、プライド、高慢、虚栄心、妬み・・自分の内にも隠 れた罪があることがわかった。 そんなものがあろうとは思いもしなかった。悔い改めることができ た。自分自身の内側が知れた事が感謝だった。その時、辛い状況に かかわらず、心に不思議に平安が来た。そして、辛かったが、この 事でしか、自分の内側にあるものを知ることはできなかった事を思 い、その事が感謝できた。 一つ一つの目の前の出来事に意味があり、自らの内側が照らし出さ れる。きよめられ、成長へと導かれる。辛い出来事が起きる時、ま ずよく祈ろう。主と交わろう。ことごとく内にある思いを主に告げ て行く時、御言葉に照らされながら、内側にあるものを知って行く。 ----------- 行き詰るたびに主から学べることがある。なぜこのことで痛みがあ るのだろう。主に告げ、御言葉に聞き自分の内にあるものを見て行 きたい。そこから次の祈りに導かれる。