2016年11月24日(木)

「どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです」ルカ11:42 




余りにも多忙な日が続き、座る時間さえなく、デボーションがなか
なか持てずに、心がざわざわする事があるだろうか。又、聖書を読
もう、祈ろうと思うのだが、気分が乗らずに、ぐずぐすしてしまい、
先延ばしにしてしまう。とうとう読めないまま終わってしまう。

朝はバタバタと忙しく過ぎる。職場へ、学校へと急がねばならない。
主婦は、山となす家事に、買い物に、次々と目の前の事に追われて
いると、あっという間に夕方だ。夜は、テレビで過ごしてしまう。
ああ、今日も聖書を読む時間が、祈る時間が無かった・・と、日が
過ぎる。「ベスト」の一番の敵が「ベター」だと言われている。

第一のものを飛ばし、第二のものに忙殺される。「神の国とその義
とをまず第一に求めなさい」そうすればすべての事が導かれて行く。
しかし神が、いつしか後回しになっている。又、第二のものが悪い
ものでなく、むしろ良いものであることもその原因だ。実際、目の
前にしなければならない事が山とある。どんどん、こなさなければ
ならないと思えてしまう。なすべき事をしなくてはと。

だが、優先順位が狂うと、虚しくなって来たり、心に余裕が無くな
りイライラして、周囲を責めて行ってしまう。マルタは何もしない
マリヤと、それを許している主を責めた。しかし、主はマリヤは良
い方を選択したと言われた。どうしても必要な一つだけのものは、
選ぶ必要がある。流されている事に、御霊は気づきを与えられる。
主の前に静まる時を持とう。
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神の前に低く静まり、祈り、御言葉を読む時を持とう。絶対的な神
の前に、自分のこだわりや思い込みを明け渡せる大切な時間を得て、
始める一日は幸いだ。