2017年03月25日(土)

「すると彼は言った。『いや、わたしは主の軍の将として、今、来 たのだ』」ヨシュア5:14 


イスラエルの民は、ヨシュアに導かれ、橋も舟もないヨルダン川を、
主によって渡り、約束の地に入った。しかしすぐに最初の困難に直
面する。これがエリコの戦いだ。目の前に、エリコのそびえ立つ堅
固な城壁が立ちはだかった。私たちの人生においても、様々な問題
や困難が立ちはだかる。ヨシュアは目前の困難に臨んでいた。

そんな時に、目を上げると一人の人が抜き身の剣を手に持ち、立っ
ていた。今にも戦おうとの姿勢だ。思わずヨシュアは「味方か敵
か」と聞いた。味方であって欲しい。しかし相手は、敵とも味方と
も答えず、「主の軍の将」と答えた。敵でないなら、味方ではと思
うが、ヨシュアの上に立つ導き手だと。

「あなたが将でなく、将はわたしだ」と。ヨシュアは地に伏し「〜
して下さい」とあれこれ願ったのでなく「何を告げられるのです
か」と、主の御心を問うた。すると、「足のはきものを脱げ」と言
われた。はきものを脱ぐとは、自分の思い、方法、力を「明け渡し
て」、主に従えとのことだ。

「あなたの立っている場所は聖なる所」と。主が共におられる場所
だ。「ヨシュアはそのようにした」。ヨシュアは、自分の思いや力
を明け渡して、主に従った。するとエリコの城壁は見事に崩れ落ち
た。今、苦しい、難しい、辛く、ストレスとなる状況にあるだろう
か。しかし主は、そこは、主が同伴の聖なる地と言われる。主の軍
の将が来ておられる。はき物は脱いで、主の示しに従おう。解決の
みわざを見る。

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どうしてよいかわからない難題が、目の前に立ちはだかった時には、
主の軍の将がおられる。導くためにそこにおられる。自分を明け渡
し、御心を問い、その示しにその通りに従おう。主のわざが成され
目の前で城壁が崩れるのを見る。