2017年06月24日(土)

「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな」箴言3:5



ある人が、経済的必要が生じて、どうしても職が必要で、祈りつつ
探していた。なかなか無い中、尚も祈り、ついに仕事が与えられた。
心から喜び、感謝して、仕事に就いた。しかし配属された部署の仕
事は、自分には到底できないと思われた。不得手な分野であり、自
分に出来るのか、大きな不安に襲われた。

実際なかなかうまく行かず、辛くて何度も涙した。行き詰まってし
まい、自分は向いていないと悩んだ。このまま続けても、苦しいば
かりなのではと考えた。向き不向きもあり、もっと自分に向いた仕
事に変わった方が良いのでは。そんな事を祈っていた時に、「心を
尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所ど
こにおいても、主を認めよ」と語りかけられた。

今の場所は、主からのものと認めよ。祈った結果の主からの場であ
り、今の場所で、心を尽くして主に拠り頼めと語られた。目の前の
一つ一つの仕事を具体的に祈り、もうひたすら主に拠り頼んだ。そ
の時に不思議が起きて、目の前に道が開かれて行き、驚くばかりに
業績が導かれて行った。次々と成果が与えられ、周囲からは、「あ
なたに合った仕事ね」「向いてるわね」と言われた。

自分の力では全く無かった。主であり、主が成し遂げられ、まさに
生ける主を経験して行った。今の場に、落胆があるだろうか。主を
認め、心を尽くして拠り頼んでみよう。「そうすれば、主はあなた
の道をまっすぐにされる」心に平安与え、導いて下さる。

・・・・・・・・・・・・・
「心を尽くして」拠り頼めと言われている。思い煩わず、一心に主
を信頼せよと。自分の思い経験、自分の力に頼ってしまいがちだ。
だが、どのような状況でも、自分の思いを越えた主のご計画がある。
その事を信じて委ねて行くようにと。その時、心が守られる。