2017年10月25日(水)

「悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい」エペソ6:11


悪魔は、荒野で断食後の主に攻撃を仕掛けた。40日断食し、まさ
に死と隣り合わせの空腹の主に、神の子であり、石をパンに変える
事が出来るのだから、自分でパンを作ればいいではないかと誘惑し
た。「このままでは確実に死んでしまう、神はパンを与えてくれな
いのでは?」との疑いを吹き込む。

「神に頼っていたら、与えられないのでは?」「自分で何とかしな
いと死んでしまよ」と。「人類を救うのに、死んでしまったら、元
も子も無いではないか」あなたにもこの誘惑が来ていないか。「神
に頼っていたら、らちがあかない。まず祈ってなどと、時間がかか
るし、さっさと自分でしてしまえば。

すぐ出来て、スムーズだ、それでうまく行けばいいじゃないか。結
果オーライだ」。「自分でやった方が早い。御心にかなった事なん
だしOKだ」ここで死ねば、元も子もない。自分の使命はどうなる
のか。どうあってもまずパンを食べて、とにかく生き延びる事が先
決だ。

神に頼るなら、あたかも餓死するかのように錯覚させる。「自分で
調達すれば?」<神のため>なんだからと、自分の判断で動き、自
分の力で事を行なうように仕向ける。サタンの巧妙な誘惑だ。しか
しどこまでも神の言葉の下に自分を置いて、従うことが信仰だ。

神はパンを与えて下さる。パンが命を造るのでなく、神の言葉が命
を造る。神への信頼を崩し、自力で動かそうとするサタンの誘惑だ。
祈っていよう。御霊が気づかせ教えて下さる。
-------------
サタンは煽り、祈る間もなく行動を迫ってくるが、必ず御霊も導い
てくださる。御言葉は何と言われているかと信仰に立とう。たとえ
遠回りに見えても主の力で戦うなら勝利できる。