2018年01月25日(木) 「もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう」エステル4:14
「もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう」エステル4:14
ハマンの悪巧みにより、ユダヤ民族に、皆殺しの危機が訪れた。そ の時丁度、王の妃であったエステルに、伯父のモルデカイは、王に あわれみを求めるよう伝えた。それは王妃の立場にいる、エステル だけが出来ることで、エステルにしか、他の誰にも出来ない事であ った。 エステルは、時ピッタリにその場にいた。「あなたがこの王国に来 たのは、もしかすると、この時のためであるかも知れない」と。 しかしエステル自身も命がけであった。召されないで王のもとに行 くことは死を意味する。彼女は決心した。そして皆に断食の祈りを 要請した。法令に反してでも王のもとへ行くと。もし死ななければ ならないのなら、死ぬと。自分自身を献げた。 エステルは、王に救いを求める行動を起こし、主により、ユダヤ民 族はハマンの悪巧みから救われた。ここから学ぶ事ができる。環境 や境遇は、神から来ている。エステルがその時に、王妃として選ば れていた事も、神のご計画による。私たち一人一人も神によって、 それぞれの場所に置かれている。そしてその位置にいる、あなたに しか出来ない事がある。他の誰にも出来ない事だ。 エステルは、困難な厳しい状況で、死をも覚悟して、自分自身を明 け渡した。主はそのエステルを用いて、民を大きな危機から見事に 救われた。「ユダヤ人にとって、それは光と、喜びと、楽しみと、 栄誉であった」。遣わされたその所で、主に明け渡した人を用いて、 主は大きなみわざをされる。 ----------- 神のご計画にあって今の場所に置かれている。一つ一つ小さな事も 主にあって誠実に行っていこう。決して無駄ではなく、主が祝して 主のわざのために用いられる。主に明け渡していこう。