2018年03月25日(日)

「主の使いが彼に現れて言った。『勇士よ。主があなたといっしょ におられる』」士師記6:12


主は、敵であるミデヤン人を逃れて、恐れて酒ぶねに隠れていたギ
デオンに向かって、「あなたのその力で行き、イスラエルを救え」
と告げられた。「わたしがあなたを遣わす」と。驚いた彼は、どう
して自分にそんな事が出来よう。自分の分団は最も弱く、私はその
中で一番若いと。自分には無理だと言い訳をする。

すると主は「わたしはあなたと一緒にいる。あなたはミデヤン人を
打ち殺す」と。その時、ギデオンはあなたであるというしるしが欲
しいと願った。本当に主から出た事なのかと。二度のしるしを求め、
確かめた。主は答えられ、彼は主による事と確信した。恐れて隠れ
ている彼に「勇士よ」と語られ、現在の彼ではなく、主は先を見据
え、勇士として戦うギデオンを見られた。

そして「あなたのその力で行き」と、彼がいかに弱く、若くても何
の問題も無いと。主が共におられる事と、主の任命がすべてだ。私
たちも、自分の弱さを見て、嘆き、無力におじけ、何が出来よう、
何も出来ないとひるんでしまう。主からの示しにも、自分を見るな
ら能力は無い、時間も財も力も、何もかも不足だ。

しかし、主は「あなたのその力で行け」と言われる。あなたの力の
問題ではなく、どなたが共におられるかの問題だ。主が共におられ
るかどうかが、すべてだ。遣わされるのなら、必要な力は主から来
る。今、あなたも「あなたのその力で行け」と御声をかけられてい
るだろうか。

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主が「行け」「せよ」と言われるなら、今のこのままの力で大丈夫
だ。「私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもで
きるのです」とのように、「私を強くして下さる方によって」だ。
そのお方を信頼して、行こう。