2018年07月25日(水)

「わたしの口から出るわたしのことばも、むなしく、わたしのところに帰っては来ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる」イザヤ55:11



パウロはローマ行きを、主から示されていた。しかし、第3次伝道
旅行の後、エルサレムに寄った時、「除いてしまえ。生かしておく
べきでない」と人々に殺されそうになり、引き裂かれるのではと思
うほどの大騒動になった。捕らえられてしまい、ローマに行く事は、
全く不可能に見えた。

しかしその監禁により、返って暗殺者から守られる事になり、実の
無い裁判に見えたが、それは総督ペリクスやフェストに証しをする
機会となった。又、丁度アグリッパ王がフェストに会いに来たため、
王にも福音を語る機会が与えられた。何という主の支配と導きだろ
う。パウロは更にローマ皇帝に上訴したため、これがローマへの道
を開き、パウロの思いとは異なり囚人としてであったが、ローマに
向かう事になった。

そしてパウロの乗った船が幾日も大嵐に会い、絶体絶命となり、最
後の望みも絶たれようとしていた。しかしパウロは必ずカイザルの
前に立つとの、神の言葉を信じていた。すると、船は座礁したが、
主の示し通りに、全員が岸に辿りつき助かった。「こうして、私た
ちはローマに到着した」。パウロは無事ローマに着き、福音を伝え
る事になった。

様々な事があり、紆余曲折はあるが、どんな障害があっても、神は
必ず語られた言葉を成し就げられる。神が語られた言葉は100%成
就する。あなたは今、途上の苦しい中にいるだろうか。「こうして、
ローマに到着した」。必ず、あなたに約束された御心は成就する。
信じて忍耐しよう。
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草や花のように人の思いは現状に絶望を感じ、しおれてしまう。け
れど神の御言葉はとこしえに立ち、言い送った事を成功させると励
ましてくださる。確かな御言葉が私達を立たせてくれる。