2018年12月25日(火)

「男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせ た。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである」ルカ2:7


臨月のマリヤとヨセフが、ベツレヘムに着いた時、宿屋はどこも満
員だった。「宿屋には彼らのいる場所がなかった」とある。どこに
も泊まれず、そのためマリヤは家畜小屋での出産となり、そこで主
が誕生した。飼葉おけがベビーベッドであった。主をお迎えする場
所も無く、迎える人もいなかった。

私たちの心の状態はどうだろう。心の中には、様々なものが詰まり
過ぎていて、主をお迎えする場所が無いだろうか。主を外に締め出
しているだろうか。あれやこれやの欲望や、あれやこれやの偶像、
又、あれこれの心配や思い煩いで心はいっぱいで、主のいる余地が
無いだろうか。

今の私たちの状態はどうだろう。自分の心には、主のいる場所があ
るだろうか。今一度、心に主をしっかりとお迎えする、それがクリ
スマスだ。又、悩みが起きると、心が恐れと不安と煩いでいっぱい
になる。主が飛んでしまって、心から締め出してしまう。主のため
の場所が無い。だから心に喜びも平安も失せる。不安でいっぱいに
なる。

弟子たちは、波風逆巻く湖で、右往左往、大パニックの際に、主が、
弟子たちの舟に乗り移られた途端、嵐がピタリと止んだ。心に主を
お迎えする時、逆巻く不安が平安になる。目の前のその問題に主に
来て頂く、つまり主にお委ねする時に、大揺れの心がなぎになり、
平安になる。

今、自分が握って放さないその問題を主に渡して、主に来て頂こう。
自分自身を主に明け渡して、心の王座に来て頂こう。主のいる場所
が無いという事の無いために。

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クリスマスおめでとうございます。主が来て下さったので、罪が赦
された事、今も赦されて赦されて生かされている事に感謝が溢れま
す。「汚れし心をなが御座とし、とこしえまでも座したまえや」今
一度、主を締め出していないか探られ、新たに明け渡して行けます
ように。