2020年07月25日(土) 「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているか らだ・・」エレミヤ29:11
「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているか らだ・・」エレミヤ29:11
しばしば、主のみ思いと自分の思いが異なる事を経験するだろうか。 私たちは、これこそがベストの道と思うが、御心は全く違っていた りする。パウロは、小アジア、ビテニヤの宣教を閉ざされ、どうす ればよいのかと、熱心に御心を求めて祈っていたであろう。そんな 中、想定外のマケドニヤへの道が開かれ導かれた。 パウロの思いとは全く違った。一見、あちらもこちらも、道が閉ざ されたように見えるが、実は、遙かに大きなご計画が用意されてい た。結果的には、ヨーロッパ宣教の道が備えられていて、福音が大 きく前進する事となった。私たちの過去を振り返る時、「え?何 で?」と、突然目の前で、門が閉ざされた事がある。失望落胆し、 方向転換して歩んだ事がある。 しかしそれが更に大きなみわざを見る時になった。そんな数々があ るのではないだろうか。進学時、思いの道を閉ざされ、別の道が開 かれ進むと、素晴らしいご計画があった。就職時、思い通りでなか ったが、行った先でかけがえのない出会いがあった・・。ある男性は 受験に失敗し、心虚しくなり、色々考える時とされ、離れていた教 会に戻る事ができた。 そしてやがて神学校へ進み牧師になった。後に、あの受験失敗こそ が人生の大いなる祝福であったと。あれが無ければ、今は無いと。 主に間違いはない。思い通りにならない事こそが、主の御手であり、 思いを超えた祝福へと導かれて行く。今、思い通りでなければ、主 のご計画があることを信じていよう。 ・・・・・・・・・・・・ 苦しい事、辛い事、痛い事、通りたくはないが、信仰人生で様々 通る。しかし、後の日に、その事があったから、人生途上で、主に 出会えた。あの試練があったからこそ、主に近づけられた。主を離 れずに今まで守られた。後に、振り返る時に、見せられる。