2020年10月25日(日) 「この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。光はや みの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった」ヨハネ1:4
「この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。光はや みの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった」ヨハネ1:4
この世で凶悪事件が起きると、しばしば犯人の「心の闇」とニュー スで報道されている。しかよくよく自分の心も探ってみると、気づ かないままに闇があることを知る。決して認めたくない、認めよう としない、見ようともしない自分の罪はどうだろう。絶対に認めな い、近しい人への妬み、傷つけられた相手への憎しみ、赦せない思 い、心の引き出しに押し込めたままだろうか。 しかしうすうすは気づいている。ある人が、親しい友人がほめられ ると、何か心がざわつき、平常心でおれなかった。しかし仲は良い し親友だと思っていた。ところが段々と自分でも、心が乱れ、きし む事をはっきりと意識し、主の御前に静まり、心の状態を打ち明け 祈った。 じっと御前にいると、御霊により、実は最初から妬みが心の奥にあ った事を示された。妬んでいたが、絶対に認めず、その事に向き合 わずに避けて、自分で自分をごまかしていた。主の御前に心から悔 い改め、平安にされた。又、誰にも言えない心の傷みがあるかも知 れない。どうすればよいのか。 闇は、何をもってしても無くす事ができない。ただ一つだけ、闇を 消す事ができるものがある。それは光だ。一筋でも光があるなら闇 は消える。すでに闇で無くなる。主は十字架の死と復活により、罪 と死の闇に打ち勝たれた。罪の赦しがなされた。どんな心の闇であ っても、光に照らされると、光となる。闇は決して打ち勝てず、そ こに主の救いがある。 ・・・・・・・・・・ 「人々は光よりもやみを愛した」と言っている。肉は、暗闇を愛し、 闇が心地良い。しかしすべての人を照らすまことの光が世に来て下 さった。この光に照らされる時に、闇の中では見えなかった、罪が 見える。悔い改めが与えられ、変えられて行く。光の中を歩んで行 ける。