2020年12月23日(水)

「恐れてはいけない。しっかり立って、きょう、あなたがたのために行なわれる主の救いを見なさい」出エジプト14:13



エジプトを出たイスラエルの民は、男子で60万人、皆で200万人と
言われているが、おお事だ。又、エジプトにとっても、膨大な労働
力が突如消失するわけで一大事だ。約束の地を目指し、出発したが、
すぐに難題発生だ。何と背後からエジプト軍の精鋭部隊の追っ手だ。
前は海で、絶体絶命だ。民は手の平を返したような態度を取る。

モーセをののしり、「こんな荒野に連れて来て、死なせるのか。何
という事をしてくれたのか。エジプトにいた方が良かった」と。問
題が起きた時、試練の時、順境の時には決して現われない、人の本
性が出る。本当の姿だ。祈っていたであろうモーセは民に言った。
「恐れるな」「しっかり立て」「あなたがたのために行なわれる主
の救いを見よ」。

私たちはすぐに恐れる者だ。不安でいっぱいになり、大きく動揺す
る。主が飛んでしまい、目の前の状況に飲み込まれてしまう。思い
はどんどん飛躍して、最悪のシナリオが出来上がる。その時に、主
も、御言葉も抜け落ちている。まず「恐れるな」の御言葉に立ち、
状況を見る時に、恐れに飲まれていた状況が違って見える。

そして「しっかり立て」自分で動き回らずに、自分で何とかしよう
とせずに、主を信じ、主が動かれる事を信じる信仰に立てと。「主
が戦われる」。今、目の前に困難があるだろうか。まず「恐れるな」
心配するなと。自分で動かず、主の導きを求め、その導きに従おう。
主が事を成される。
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恐れの中から主に叫び、主を頼ろう。それ以外に何が出来るだろう。
主はご自身を信じ頼る者を必ず守られる。確信をもって立っていよ
う。