2021年01月25日(月)

「彼らと盟約を結んで後三日たったとき、人々は、彼らが近くの者 たちで、自分たちの中に住んでいるということを聞いた」ヨシュア 9:16 



主の指示を仰がず、自分の思いで始めてしまい、失敗した経験があ
るだろうか。ある時、ギブオンの住民達は、自分たちが滅ぼされる
のを恐れ、ヨシュアを欺いて、盟約を結ぼうとした。そのため古び
た着物に、古いはきもの、パンは乾いてボロボロ、破れた皮袋・・と、
遠くから来たように見せるため、巧妙に偽って変装した。私たちは
あなたのしもべであり、盟約を結んで欲しいと。

それでヨシュアたちは、だまされてしまい、彼らと和を講じ、生か
しておくとの盟約を結んだ。そのすぐ後に、何と実際は彼らが近く
の者で、自分たちの中に住む者である事が判明した。結果、滅ぼさ
れるべき民が、ずっとイスラエルの中に居続ける事になった。

失敗してしまった。その原因が「主の指示をあおがなかった」とあ
る。ここが間違いだった。祈らないで事をすると、肉の判断をして
しまい、手痛い失敗をする。ある人は、高額賃金のバイトに飛びつ
いて、大変な目に会った。朝は早く、重労働できつく、残業も多く、
心身消耗の毎日となった。デボーションも持てない状況に、平安も
失せて、疲れ果て辞めてしまった。

祈らないで決めた結果だった。まず主の指示をあおぐ事の大切さを
教えられる。祈り、主に相談して、事を始めよう。その時、もしそ
の始めた事柄の中で、困難が来たとしても、祈って始めた事であれ
ば、信仰を持てる。ある人は、祈って与えられた職場で、苦しい試
練に会った。しかし祈って始めた事なので、主のご計画の中と受け
止め平安にされ、信じる事ができた。そして多くの祝福を刈り取っ
た。

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祈って導かれて始めた事は、途上で障害や困難に会っても、「祈っ
た」との土台に立てるので、不思議な平安がある。そして途中で、
負の事が起きても、万事益とされると信じる事ができる。祈りは
力だ。主が働かれる。