2021年09月24日(金)

「ご主人さま。あなたは、蒔かない所から刈り取り、散らさない所から集めるひどい方だとわかっていました」マタイ25:24



三人のしもべがいて、主人が旅に出る前に、一人に五タラント、二
人目に二タラント、この人に一タラントを預けた。他の二人は喜ん
で「すぐに行って」それを元手にし商売をした。各々もう五タラン
ト、もう二タラントをもうけた。だがこの人は商売せずに、預かっ
た一タラントを地中に隠したのだった。

そして主人が旅から戻った時に、彼は言った。主人は要求ばかりし、
奪い取るひどい方なので、恐くなって、地に隠したと。彼の間違い
は、主人を誤解していた事だった。「ひどい方」だと。神は冷酷で
恐い方、私達を苦しめ、商売で損でもしたら許さない方だと。

「ひどい」=「厳格な」、彼の神観だった。与えられた働きが、喜
びでなく、重圧で苦痛でしかない。働きが、恵みであり、特権であ
るとの発想がない。当然、喜びや感謝も無い。叉、自分は一タラン
トで、他の五タラント二タラントと比較し、不満と妬みがあったろ
う。

働いても儲けは少なく、もし失敗すれば怒りを買う。恐いし何の良
い事も無い。それなら、そのまま返せばよいではないかと。減らさ
なければ問題は無いだろう。そして悪いとも間違っているとも思っ
ていない。根本的な誤りは、神を間違って見ていた事だ。神は愛な
るお方だ。

失敗もリスクも覚悟の上で、信任して一タラントを預けて下さった。
一タラントは少額ではない、六千万だ。仮に、社長が部下に六千万
を預けたなら、どれだけの信任だろう。主の愛と信頼に応えるべく、
主のために労する、それが喜ばれる態度であり、自らにも喜びとさ
れる。
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低リスクを考えると埋めてしまいたくなるが、失敗を恐れる私たち
の弱さも主はご存知だ。その上で信じて任せていてくださっている。
託された恵みや賜物をいかそう。主が支えて導いてくださる。