2022年01月25日(火)

「主があなたのしたことに報いてくださるように。また、あなたが その翼の下に避け所を求めて来たイスラエルの神、主から豊かな報 いがあるように」ルツ2:12


飢饉の際に、家族の幸せのために移ったモアブで、ナオミは夫と二
人の息子を亡くしてしまい、異国の地で苦しい時を過ごす。やがて
故郷も飢饉が去り、帰郷を決意し、ナオミはルツとオルパの二人の
嫁に、各々実家へ戻るよう強く勧める。

オルパは帰ったが、ルツはナオミと共に行く事を決心し、その根拠
は「あなたの民は私の民、あなたの神は私の神」との主への信仰だ
った。まことの神を見ていた。そして帰郷が丁度、大麦の刈り入
れ時期だった。ルツは生計のため落ち穂拾いに出た。そこが「はか
らずも」ボアズの畑だった。

そしてまた「丁度その時」所有者であるボアズが来た。ボアズは遠
い親戚であり、やがてそのボアズと結婚に至る。権利のある近い親
戚が退いたからだ。ナオミは孫を抱く事になり、異邦人のルツがメ
シヤ誕生の系図に入る。これらすべてが神の摂理であった。

一つ〃のピースが各々ふさわしい場所に、ピタリと埋められて行
く。
予め神が置かれていたものだ。もしルツが実家に帰ったなら、もし
ボアズの畑で無かったなら、もし近い親戚が買い戻していたら、ど
れ一つ欠けても成就しなかった。

私たちも、思いもよらない出来事が起きるが、すべては主の摂理の
もとにある。ご計画だ。主の御手により、御心が成し遂げられて行
く。主に信頼し、平安でいよう。
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光の見えない闇のような日々も、背後で必要な場所に必要な人を配
して全てを支えておられる主がいる。主が必ず祝福に導いてくださ
る。どんな時も主は心に据えて信じていよう。