2022年11月24日(木)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくだ さる」詩篇37:5



信仰生活において、目の前の状況が、自分の思いと異なる時はどう
だろう。自分の強い思いがあると、どうしても現状を受け入れられ
ない。悶々状態を経験する。すべての環境は主からのものと、頭で
はわかるのだが、受け入れられず、状況を変えようとしてしまう。
不満でいっぱいで、自分の思い通りにしたいばかりだ。

だがどんなに悪銭苦闘しても、何も変わらない事がわかる。とうと
う疲れ果てて、ギブアップして主の御前に行く。そして祈って行く
時に、主がそうしておられるのだとわかる。それを自分が思い通り
に変えようと、必死になっていた事に気づく。ある人が子供に障が
いが発覚した時、どうしても受け入れられなかった。

なぜ?自分の子が?どうして?と涙、涙で、思いは空回りし、苦し
く、辛くてたまらなかった。主に対して反抗的になっていた。同年
齢の子供を見れば涙が溢れた。平安は全く無く、苦しくてたまら
ず、とうとうギブアップした。自分自身も子供も将来も、不安も恐
れも何もかもを、いっさい主に明け渡した。その時、不思議が起き
た。

状況は変わらないのに、心に初めて深い安堵と平安が来た。何より
心の平安が嬉しかった。何にも代えられないものだった。委ねられ
ないなら、その事をそのまま主のもとに持って行こう。主に告げよ
う。ありのままを祈ろう。明け渡して行く時に、主が導き、成し遂
げて下さる。
------------
思いが強いと祈っていても、自分で出来ることはみなしてしまう。
どうにも成らずに本気で主に向かう。何度も失敗するが、主が成し
遂げてくださること覚え、主にすべて委ねていけるよう祈ろう。