2023年10月25日(水)

「そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍 耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望 を生み出すと知っているからです」ローマ5:3



ある人が、生まれた子どもに肢体不自由と難病が発覚。最初はもう
パニックで、ただただ涙、涙だった。現実を受け入れられず、「な
ぜ?なぜ?」「どうして、自分の子が?」「これからどうして行け
ば」と、心が真っ暗の悶々の日々だった。しかし、祈りに祈りなが
ら、時を経る中で、不思議が起きた。子どもと関わるにつれ、自分
が子どもから励まされ、慰められ、喜びを与えられている事に気づ
かされた。

世の見方、価値観は、子どもは「不幸」「かわいそう」「気の毒
に」だった。しかし主の目から見ればどんなに尊く、特別な愛の対
象であり、どんなに慈しまれ、目を注がれているかを覚えさせられ
た。自分の肉の目でなく、主がどう見ておられるかに、目が向いて
行った。この世的には、確かに不自由だし、大変だし、実際問題生
きて行く上で、直面する様々な苦しみや悲しみがある。

しかし主は公平な方であり、主に不公平は無く、永遠の報いに目を
向けつつ、今のこの時を生きるよう、心を導いて下さった。そし
て、少しづつ〃主は霊的な面で導かれ、主に決して間違いはなく、
何らかの特別な「ご計画」がある事を、受け取るようにされ、信じ
られるようにされて行った。

目の前の選択にも、一つ〃指針を与えられ、後に振り返ると、確か
に良かったと感謝できた。今まで導かれた主は、これからも必ず守
り導いて下さると信じる事ができる。何よりも主は自分自身を練
り、鍛え、きよめ、成長させて下さっている事に気づかせられた。
主に間違いは無い。辛く、苦しい時も主を見上げ、まず祈って行こ
う。
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なぜ私だけがと人がみんな幸せに見える孤独で暗黒のトンネル。そ
こを通して主はご自身を現される。そしてこの暗黒に主が働かれて
いたこと知る。患難こそ最も主に近いときだ。