2023年12月25日(月)

「こわがることはない。マリヤ。あなたは神から恵みを受けたの です」ルカ1:30



マリヤはナザレの田舎で暮らす、ごく平凡な女性だった。ヨセフと
婚約中で喜びの中にいた。そんな中、突然、御使いガブリエルが現
われ、みごもって、男の子を産むと告げられた。余りにも唐突な事
態に、「どうしてそんなことになりましょう」とマリヤは、まだ結
婚もしていないのにと問う。「聖霊があなたの上に臨み」と聖霊に
よる事と告げられる。

突然の事で、それがなぜ、自分なのかと大きな戸惑い、恐れ、不安
に襲われたろう。結婚前に妊娠するなら、石打ちの刑だ。又、ヨセ
フはどうなるのだろう。聖霊によりみごもったなどと、信じられる
のだろうか。この結婚はだめになるだろう。周囲は白い目で見るだ
ろう。これはマリヤが望んだ事でも、選んだ事でもない。

一方的に、主がマリヤを選ばれた結果だった。しかし、主は、マリ
ヤが従う事を知っておられた。マリヤは、周囲に説明も、弁解も出
来ない立場を受け入れ、覚悟を決めた。受け止めて、主に命を差し
出した。私たちはどうだろう。マリヤのような大きな事は来ないか
もしれないが、日常生活で、様々な出来事にそうぐうする。私たち
が望んだ事でも、選んだ事でもない状況にでくわす。

その時に、思い通りでない事に、自我はあらがうが、主はマリヤ同
様、私たちにも、最善のご計画をもって臨んでおられる。私たちを
選び、主のわざを成そうとされている。「この身になりますよう
に」と、お献げして行けるよう、なかなか難しいからこそ祈って行
こう。
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御心の天になるごとく地にもと・・祈りながら、自分の生活のあれ
こればかり計画していく。この世界に御子を与えてくださった主の
ご愛を覚え、ご計画の最善を信じてへりくだり与っていこう。