2024年10月25日(金)

「あなたの恵みによって私の声を聞いてください。主よ。あなたの 決めておられるように、私を生かしてください」詩篇119:149


ある人が、色々予定があり、ボーナスを当てにしていたところ、思
っていたより少なかった。がっかりし、落胆すると共に、何だか不
満が募った。小さな会社ではあるが、「なぜ、どうして?」自分は
会社のために懸命に働いている。残業もして、犠牲も払ってる中、
報われない思いでいっぱいになった。

うつうつとした、晴れない気分の中、主を仰いで、祈っていた時に、
「あなたの決めておられるように、私を生かして下さい」との御言
葉が来て、これは、人ではなく、主が決められた事との思いが臨ん
だ。その時に、非常に不思議であったが、さあーっと雲が晴れるよ
うに、心が平安になった。主が決められたことなら、それで良かっ
た。すると、平安な心に感謝が湧いて来た。

何より、自分の賜物が生かせて働けていること、小規模のため、む
しろ自由に才能が発揮できていること、楽しく、生き甲斐を持って
働けていることに、改めて思いが至った。必要はいつも与えられて
いる事、家族が養われている事、家庭が主に守られて日々暮らせて
いる事に、感謝でならなかった。逆に、改めて感謝が溢れたのだっ
た。

私たちもどうだろう。主から目を離し、見える所だけを見た途端、
無いものばかりを数え、不満と愚痴に落ち込んでしまう。しかし主
を見上げる時に、主にはご計画がある事、主が決められたことがあ
る事、そして主のご愛の中で、豊かなあわれみによって生かされい
る事に、思いが至る。
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主に与えられた今だと主を仰ぐとき、注がれている恵みが見えて
くる。足らないものは大きく見えるが、主を仰ぎ主の決めておら
れるようにと祈っていこう。備えられている恵みを受け取ろう。