2025年02月22日(土)

「アサは・・両足とも病気にかかった。彼の病は重かった。ところが、 その病の中でさえ、彼は主を求めることをしないで、逆に医者を 求めた」U歴代16:12



アサ王は、最初は、主に従順に従った。偶像を捨て去り、主の祭
壇を新たにした。主に従うアサ王の心は、主と一つであった。しか
し、アサ王とイスラエルの王バシャとの間で戦闘があり、バシャ王
にラマという土地が奪われた。包囲状態となり、その時に、アサ王
は、アラム王ベン・ハダデに同盟を求めた。

その前に、クシュ人が100万の軍勢と100万の戦車で、攻撃して来
た時は、主に拠り頼み、主により勝利を経験した。それなのに主に
拠り頼まず、財宝を提供してアラム王に頼った。アラム王は町々を
打ち、ラマを打ち取り、ユダ側に要塞を作った。戦いは勝利し、大
成功だった。だが預言者ハナニは「あなたは主に拠り頼まなかっ
た・・今から数々の戦いに巻き込まれる」と。

主は、人が間違っている時に、他者を遣わし警告される。表面的
に見れば、大成功に見えたが、主の御心からは、全くはずれてい
た。私たちも外面的に、うまく行っているかに見えるが、主の御心
からは、それている事がある。アサ王は重い病気にかかったが、
その時も「主を求めないで、医者を求めた」。結果、死んでしまっ
た。的はずれの方向に向かった。

間違いを悔い改めないなら、ますます罪を重ねてしまう。私達も、
危機的状況に際して、主でなく、人を頼るだろうか。又、祈りでは
なく、肉の方法に頼っているだろうか。誰しも、危機には目に見え
るものにすがりたい弱さがある。今、どうだろう。まず主に向かい、
主に頼もう。

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目に見えるものは、非常に大きな影響力がある。主は目に見え
ず、人は目に見える。目に見えるものに頼ってしまう、弱さがある。
今、主を求めないで、医者を、別のものを、求めているだろうか。
御霊が、気づかせて下さるように。