2005年04月24日(日)

「あなたの敵を愛しなさい。あなたを憎む者に善を行いなさい。あなたをのろう者を祝福しなさい。あなたを侮辱する者のために祈りなさい」(ルカ6:27)

ある宣教師の話だ。宣教地で夜中に庭を滅茶
苦茶に荒らされた。花壇が見るも無残だっ
た。現行犯を問い詰めると、宣教師に悪意を
持つ者に頼まれての事だった。怒りが湧き上
がったが、「敵を愛せ」と神は言っておられ
る。夫婦で神に心を注ぎ祈り、悪意を持つ相
手を赦した。そして、一番得意な手料理を持っ
て訪ねた。すると、相手は仕返しに来たとば
かり思い、そのご馳走のもてなしに驚き、へ
たり込んだ。こんな事を経験した事がなかっ
た。親の無い彼は心荒んでおり、人に親切に
された事など無かった。自分のした事を謝り、
神について知りたいと願った。自分の思いや
欲望でなく、神の御心に従う時、周囲に神の
栄光を現して行く。みこころに歩もう。
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死が私達の内に働く時、いのちが相手に働く。
自分に死ぬ時にのみ、いのちが現れる。生ま
れつきの自分には絶対に出来ない事。出来な
いところにこそ神がみわざを現して下さる。
神に祈り頼ろう。