2006年09月24日(日)

「良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いてそれを悟る人のことで、その人はほんとうに実を結び、あるものは百倍・・」マタイ13:23   

種まきのたとえは、大勢の群衆に語ら
れた。4つの土地に蒔かれた種に、4
つの結果が出た。しかし、その解き明
かしは、弟子達だけにされた。つまり、
御言葉を蒔く側に解き明かされたわけ
だ。蒔いたすべての種が、実を結ぶわ
けではない事が明かされている。心が
固ければ、御言葉が全く入らず、跳ね
返るし、感情的に感動して聞いても、
固い自我があり、その内、試練が来る
と身を引いてしまう。自分が安泰な限
りの信心だ。又、この世の煩いや富の
誘惑に陥るとせっかくの芽が枯れてし
まう。種は蒔けるが、その人の心はそ
の人自身のもので、人はどうも出来な
い。その中から必ず何倍もの豊かな実
を結ぶ土地がある。正しい良い心で御
言葉を聞き、しっかりと守り耐え実を
結ばせるのだ。良い土地とは耕された
地だ。すきやくわで、土が掘り起こさ
れ、どんどん耕される。固い頑なな心
が砕かれる事だ。頑固な心が砕かれて
柔らかい、素直に御言葉を受け入れる
心にされる。同時に御言葉自体が、実
を結ばせて行く。
・・・・・・・・・・・・・
蒔いたすべての種が実を結ぶわけで
はない事は厳粛な事実だ。土地の問
題がある。自分の心はどうだろう。
主が心を耕し、柔らかい素直な心に
される。すきやくわの砕きを受け入
れよう。