2007年07月25日(水)

「そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです」ヤコブ4:15

                       

                                
地のものとは、この世の習慣や、この世の
価値観だ。一見、善いものに見える。ヒュ
ーマニズムは世界平和や人類愛をうたう。
しかし、人間中心であり、神否定、神無し
の価値観だ。麗しく、好ましいものだけに
要注意だ。肉のものは、生まれつきの性質、
罪の性質から出て来る欲望だ。肉の行いは、
不品行、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵
意、争い、そねみ・・の類だ。悪霊のものは、
サタンが吹き込んで来る思いであり、サタ
ン的な知恵であり、悪霊達の動機は神への
妬みだ。妬みは人間の性質に深く巣くって
いる。私達の心の思いをよく見張って、神
以外から来るこれらの思いを点検する必要
がある。サタンは私達の「思考」に働く。まず
思いを吹き込み、思いから行動へ駆り立て、
秩序を乱して行く。サタンのする事は破壊だ。
教会、家庭・・秩序の混乱には、神からでは
ない知恵が働いている。そこに肉の思い、
悪霊からの惑わしが入り込んでいる。神から
の思いは下心がなく、見せかけなく純真だ。
地・肉・悪霊からの思いに惑わされ、ほんろ
うされていないか。今、問題と混乱がある
なら、自らの思いを点検しよう。どこから
の思いで動いているか。
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神からの思いと同時に、地・肉・悪霊からの
思いも絶えず来ている。それらは必ず結ぶ実に
現れて来る。それをする動機は純真か、自己中
心でないか、見せかけでないかよく点検しよう。
主が軌道修正し、導いて下さる。