2007年12月25日(火)

「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように」ルカ1:38

マリヤにとれば、突然の出来事
であった。何の前ぶれもなく、あ
る日突如として、自分の人生に
介入して来られ、一方的に御
使いから「みごもって、男の子を
産む」と言われたのだ。マリヤは、
ヨセフと婚約していて幸せな時
であり、準備をしつつ結婚生活
を思い描いていたであろう。しか
し一方、マリヤはメシヤ到来を
知り、信じていた。だが、余りも
唐突な戸惑う出来事だ、処女
で出産するとは。当時、婚約中
の姦通は石打ちの刑だ。おこと
ば通りこの身になるなら、死な
なければならない。それこそ命
がけだ。それに、ヨセフとの関係
はどうなるのか。聖霊によってみ
ごもったなどと誰が信じるだろう。
ヨセフをどんなに傷つけ恥をかか
せる事か。信頼関係はめちゃく
ちゃだ。恐れと不安があった事だ
ろう。しかし、そんな中でマリヤは、
自分自身と自分の人生を、主
に差し出した。「おことばどおりこ
の身になりますように」と何もかも
を明け渡した。マリヤが思いつい
た事ではなく、選んだ事ではない。
「自分の思い通りになりますよう
に」ではなく、まさに命がけで御心
が成りますようにだ。このマリヤの
従順により、救い主の誕生が実
現した。今、目の前に戸惑う事
態があるだろうか。マリヤが特別
に選ばれたように、あなたを主の
素晴らしいご計画のために選ん
でおられる。明け渡せるよう、ま
ず祈ろう。
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どんなに不安に思えても、おこと
ばの通りに・・と従って行けるのは
不断の神様との交わりの中にあ
るからだ。神様だけが私を一番
輝く道へと生かして下さると覚え、
全てをおゆだねしこのクリスマスを
祝おう。