2008年11月24日(月)

「あなたがたは・・奴隷の霊を受けたのではなく、子としてくださる御霊を受けたのです。私達は御霊によって、「アバ、父」と呼びます」ローマ8:15



ある人が小さい頃から、弟や妹の面倒をずっと見て来た。
両親が働いていた事もあり、親代わりに世話をして来た。親も疲れ果てて帰宅する毎日に、
親にも甘えるどころか、親の親になっていた。

自分の気持ちを抑え込み、良い子でなければならず、良い子でずっと生きて来た。
信仰持ってからも良い子クリスチャンだった。自分では全く気づかなかったが。

神の前でも良い子でいようとする。だから主と距離があって、神の愛が頭でしかわからなかった。
実感が無かった。本心を隠したまま、自分の本当の気持ちなど決して出せなかった。

ところが度重なる試練に、八方塞がりで追い詰められ、行き詰まり、良い子を演じる余裕が無く
なり、限界状態で、ついに本心を神にぶつけた。怒りだった。
これまで従って来たのに、散々な状況に怒りが爆発した。

しかし、その本心を神にぶつけた時、初めて神から答えを得た。生きた交わりを経験した。
主に何でも心の内を言っていい事がわかった。今まで言えなかった。

心が心底楽にされ、喜びが湧き上がり、心底の平安、安堵を経験した。本心隠したまま、
良い子で主の前にいないだろうか。その本心を受け入れて下さっている。
「アバ、父、お父ちゃん」と、子供になって素直に御前に出てみよう。
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アバ、父・・お父さん!と呼びかける神様との親しい関係は、本当に感謝だ。
本心を隠す必要はない。ありのまま正直に神様の前にいよう。赦され続け愛し続けて
くださっている。