2025年07月12日(土)

「 私の祈りがあなたの御前に届きますように。どうか、あな たの耳を私の叫びに傾けてください」詩篇88:2


ある人が、非常に世話好きな、隣人に戸惑っていた。親切
は有難いが、頼みもしないのに、次から次と世話を焼かれ
る。心が重いところに、更にプライベイトな事にまで踏み込
んで来られ、苦痛になっていた。だが、そう思う自分も、心が
狭いのではと、とがめてしまう。ストレスとなり、その事を祈り
に持って行き、ずっと祈り続けていた。

ある日、余りにも行き過ぎの行為に、ついに我慢の限界とな
り、切れて、物言おうとした時、「神様!」と叫んだ。瀬戸際で、
主に助けを求めた。その時、口から、ひとりでに言葉が出た。
「すみません。いつもよくしていただいて」。自分で驚いた。主
のあわれみの介入だった。怒りで、取り返しのつかない言葉
を発するところだった。言葉は、取り消しがきかない。

守られた事に心から感謝し、安堵した。すると相手と和やかな
良い関係にされた。自分自身も心が変えられ、平安に対応で
きて、教えて欲しい事もあり、素直に聞けた。すると相手から悩
みの相談を受け、主のみわざに驚いた。そして何よりも、祈りの
大きな力も教えられ、経験させられた。

どんな事をも、とにかく祈りに持って行けばよい事を教えられた。
「わたしを呼べ」と言われる主のもとへ行き、主に祈ろう。「そう
すれば、わたしは、あなたに答え」と言われている。今、目の前
の事態に主を呼び、主に告げよう。主は受け止めて下さり、答え
て下さる。

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普段から祈りが積まれている時、主はその祈りに答えて働い
て下さる。自分にはどうにも出来ない事は、とにかく祈りに持
って行こう。祈りを積もう。主の時に、その祈りに答えて下さ
る。心は喜びに満ちる。