2011年07月24日(日)

「・・神のみこころは何か・・何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのか をわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい」ローマ12:2 

               

こんな話がある。一羽の鳥がいた。あらゆる事に、不平不満だらけで、いつも周
囲の鳥たちに、当たり、腹立ちをぶつけていたが、引っ越しを始めた。「この山
は嫌だ。面白くない。周囲は不親切だし、いい事が何もない」と。

しかし、実は、愚痴と不満ばかりで、周囲には当たり散らす鳥に、周囲は迷惑で、
段々相手にしなくなったのだった。自業自得であった。しかし、常に不満の原因
を、環境や周囲にしか見ようとしない鳥は、嫌な環境を変える事にしたのだ。

そんな時、別の鳥が言った「あなたが変わらないなら、どこへ引っ越しても同じ
ですよ」。私たちはどうだろう。何か嫌な問題があると、環境のせいにし、相手
のせいにし、引っ越しが解決手段だろうか。人のせいにしていたなら、自分と向
き合わなくて済む。親が悪い、夫が、妻が悪い、社会が悪い、学校が悪い。

しかし、どこへ行ったとしても、又、同じ問題にぶつかる。嫌な人はどこにでも
いる。常に同じ問題を繰り返すことになる。自分が変わっていないからだ。環境
のせいにし、人のせいにして終わりでなく、主のもとへ問題を携えて、取り扱っ
て頂こう。

目の前の問題に対し、祈りつつ、示される通りに御声に従って行く時、自分が変
えられる。変えられた自分は、次に同じ問題が来た時に、乗り越えて行ける。対
処して行ける。 

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自分とちゃんと向き合う時に初めて、御言葉を鏡に、問題点が見えて来る。御霊
が働いて下さる。向き合わない限り、何年、何十年たっても何も見えず、そのま
まだ。本当の姿が見えて初めて、変えられて行く。主が変えて下さる。今まで経
験した事のない大きな恵みと祝福にあずかる。