2001年12月24日(月)

「そのために私は、高ぶることのないようにと、肉体に一つのとげを与えられました」(Uコリント12:7)


 とげを感謝するのは、難しいことだ。
どんな時にも感謝するのは難しいことだ。
病に苦しみ、襲い来る痛みに苦しんでいる
時、不治の病に冒されているとわかった時
失業し、生活の糧のめどが失せた時、大切
な人間関係が崩れてしまった時・・こういう
時に感謝するのはなかなか難しい。しかし
パウロは自分が弱い時こそ、神はご自身の
力を現わして下さるので、弱さを感謝する
事を学んだ。キリストのために弱さに甘ん
じていると言った。
弱い時こそ、強くされるからだと。
信仰ある人は、自分の辛い体験を通して、
神が最善をなして下さると信じている。
ある盲目の説教者が言った「私はバラに感
謝していたが、とげについては一度も感
謝していなかった。とげの価値を教え、痛
みの小道を通って御元へ登った事を示して
下さい」主は最善の結果を与えて下さる。
御子に似た者に変えるため、主は働き続け
ておられる。