2012年06月23日(土)

「人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である」箴言 14:12


人間的な目に、まっすぐに見える道がある。肉には、まっすぐに=正しく、良い
ようにしか見えない。この道が絶対に良い、この方法は最善だ、としか思えない
から要注意だ。

又、罪には快楽がある。罪は苦しく辛いのではなく、快適で楽しいのだ。そうで
なければ、誰も罪になど誘惑されないし、これほど多くの問題は起こらない。

悪魔は策略をもって攻撃して来ている。肉に歩んでいながら、心地良いので、見
たところ問題は無く、順調であり、幸せに思える。万事うまく行っていると、錯
覚させる。みこころに反していながら、気づかない。しかし、悪魔にだまされて
歩んで行くと、必ず悲惨な結果に行き着く。それは死の道だ。

それだけでなく、蒔いたものは必ず刈り取ることになる。蒔いたものに責任を取
らねばならない。これは原則なので例外は無い。神から離れて、御心に反してい
るのに、楽しいのは、それは欺かれていて、悪魔の罠だ。後で、苦しい刈り取り
をする事になる。

もし、明らかに御言葉に反する道に行っているなら、幾ら楽しくても、心地良く
ても、方向変換しよう。又、大豊作で倉を幾つも建てた金持ちは、何もかもが順
調で、快適で、何の問題もなく、順風満帆であった。「何年分も何の心配もない。
さあ、飲んで食べて楽しもう」。
しかし、その夜、彼の命は取られた。人の目には、まっすぐで万事0K、うまく
行っていると見えても、神中心でなければ、何の実もないことになる。「心を尽
くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな」。

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道を選ぶ時に、「自分は正しい」に立って選ぶと、その道はまっすぐに見えてし
まう。この道こそが絶対だとしか見えない。自分の肉の目には見えないからやっ
かいだ。自分に頼らず、主に拠り頼もう。祈って、主に頼って選択しよう。