2012年09月23日(日)

「あなたのおことばどおりこの身になりますように」ルカ1:38

    

マリヤはナザレの田舎で暮らすごく平凡な女性だった。ヨセフと婚約中で喜びの
中にいた。「男の子を産みます」という突然の事態に「どうしてそんなこと
に・・」マリヤは、なぜ自分なのかと大きな戸惑い、恐れ、不安に襲われる。これ
はマリヤが望んだ事でも、選んだ事でもない。神が一方的にマリヤを選ばれたの
だ。

そして「あなたは、神から恵みを受けたのです」と、この事態は神からの恵みだ
と。御使いとのやりとりの末、「神にとって不可能なことは一つもありません」
との言葉により、マリヤは決意し、「この身になりますように」と神に身を差し
出した。

マリヤの信仰だ。その結果、マリヤは結婚していないに関わらず、主を宿すこと
ができた。マリヤの計画、マリヤの思い、努力ではなく、一方的な神のご計画、
神の御心、聖霊の力により、子供を宿した。これを恵みと言う。

今、あなたの目の前に、何らかの御心が示されているだろうか。マリヤに何もか
もが備えられていたように、あなたが御心に進むなら、すべての必要はすでに用
意されている。

「喜びなさい。恵まれた方、主が共におられる。あなたは神から恵みを受けたの
です」。神のあなたへの御心は、あなたへの恵みだ。今、一歩進むように導かれ
ているなら、マリヤのように、「お言葉とおりにこの身になりますように」とへ
りくだって、献げて行こう。

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主に示される御心の一つ一つは、一見、非常に困難に思えることもあるが、実は
大きな恵みだ。「おめでとう恵まれた方」「あなたは、神から恵みを受けたので
す」。受け入れ、従って行く時、御霊が成し遂げられる。又、そのプロセスの中
で、主ご自身を知って行ける。