2012年11月23日(金)

「何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いがあるのでしょう。あなたがたのからだの中で戦う欲望が原因ではありませんか」ヤコブ4:1


対人関係で、ぎくしゃくしたり、争いが起きてしまう。それが国家間になると戦争になる。あの人の悪い態度が、この人の批判的な言動がと、国家間であれば人種問題、経済問題と、外側の原因捜しをするが、主はそうではないと言われる。「あなたがたの中で戦う欲望が原因」争いの原因は自分の内側にあり、自己中心の「欲望」にあると。

内側から湧き上がる物欲、貪欲、自己中心、わがまま、妬み、そねみ、敵対心、憎しみ・・が問題であり、それが争いを引き起こしている。「欲しがっても自分のものにならないと人殺しをする」何かを手に入れたい、欲しいと思うと実力行使に及ぶ。何が何でも手に入れようとする。そして、私たちは争う時には、自分を正当化して、相手のあれが、これが悪いと思う。相手が悪いとしか見えない。

しかし、裏に別の動機が隠れていると。「うらやんでも手に入れることができないと、争ったり、戦ったり」とあり、その底に、羨望、妬みがある。相手が持つ地位、名誉かも知れない。才能や人気かも知れない。争いの底に、妬みがあるとは、自分では気づかない。争いは「あなたの欲望が原因」と言われる、主に向き合い、心探って頂こう。そして「願いなさい」と言われる主に、愛していて下さるので、思いを越えて豊かに施して下さる主に、願い、主により与えて頂こう。
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少し頑張れば手に入るものは、主に求めないで自分で取りに行き、人も欲しがるなら、争いになるかもしれない。そのような欲望がある。自分の欲望や願いには必ず主に介在して頂きたい。