2013年01月24日(木)

「すべてのことについて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」Tテサロニケ5:18


すべてのことについて感謝することにより、大いなる祝福、主のみわざを見る。それは、まず、感謝するには、自分の力にギブアップするからだ。問題解決に、自分の知恵も力も役立たないことを認め、自分の無力を認める。心砕かれていなければ、感謝することはできない。

問題にぶつかると、自我は、頑なであり、不平と不満でいっぱいになる。又、逆境に感謝するということは、主の主権と主の摂理を認めることになる。目の前の困難が偶然ではなく、不運なのではなく、主のご計画の内であり、主が目的あって送られたものだと、認めることになる。そして、すべてが益となることを信じる。

ある人が、会社が倒産し、蓄えもほとんど無く、突如の経済的苦境に立たされた。家族を抱え、必死に職を探し回るが、無い。祈りながら、尚も探しに探すが職が無かった。その内、蓄えも底をついて「祈っているが与えられず、どうして良いかわかりません。次の礼拝メッセージの御言葉を御心と受け止めます。語って下さい」と1週間祈り続けた。その御言葉が「すべての事について感謝しなさい」だった。

それが祈りの答えと受け取り「まだ職が与えられていないことを感謝します」と祈った。すると不思議が起こり、不安と恐れがあった心に、平安が満ち溢れた。まだ与えられていないのに、心がすっかり平安になった。その後、やがて職が与えられた。
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感謝できない時に「感謝します!」と言うと、心はすぐに主に向き、不安から守られる。今は感謝できないけれど「感謝します!」だ。まだ受けていない祝福を思い、主から来る万事は益を信じていよう。