2013年04月23日(火)

「愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい」ローマ12:19 



            
攻撃されたり、傷つけられたり、裏切られたりすると、憎しみが湧き、仕返しがしたい、復讐したくなる。むしろ復讐が正しいことのように思えてしまう。又、傷つく言葉が投げられると、言い返したいと思う。一言言い返せば、すっきりする。ここで言わなければ、相手は図に乗ると思う。これは肉から来ていて、言い返すなら、争いになり、険悪になり、必ず平安が失せる。やられたら、やり返し、これはとどまる事がない。

しかし、主は「自分で復讐してはいけません」と言われる。「神の怒りに任せよ」と。「復讐はわたしがする」と。この事が信じられないので、神は何もしてくれないだろう、と思うので、神に任せておけないと、自分で仕返しをすることになる。それは、主の前に、自分が立ちはだかり、主のみわざをとどめることになってしまう。悪に対する怒りを、主に委ねることだ。神の怒りに任せることだ。完全に正しい方が、正しい裁きをして下さる。

更には、攻撃して来る相手に、愛で立ち向かえと。「もしあなたの敵が飢えたら食べさせ、渇いたなら飲ませよ」と。悪に悪で報いるのでなく、親切をもって報いよと。そうするなら、彼の頭に燃える炭火を積むことになる。愛で返す事によって、相手は良心のかしゃくに、罪を示される。悪に負けるな。善をもって悪に勝てと言われる主は、私たちが明け渡して、拠り頼むなら、そうできるよう助けて下さる。
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悪を受けると、相手に対する裁きや憎しみは勢いよく燃え上がる。心の中でいつまでも攻撃していたいが「悪に負けるな、善をもって悪に勝て」これが私達の戦い方だ。主に祈り、怒りを主に渡そう。