2014年10月24日(金)

「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」Tペテロ5:7



しばしば思い煩いでいっぱいになるだろうか。「何も思い煩わない
で」と主は言われる。「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆ
だねなさい」とも言われている。なぜ思い煩らうのだろう。それは、
自分がしなければならない、また、できると思っているからではな
いか。それなら、すべての荷が自分の肩にかかってくる。

そんな時、自分の思い通りに物事が進まないと、ネガティブな方向
に落ち込み、思い煩いで悶々となる。そして、思い煩っている時は、
主の力強い御手を認めていないのではないか。力強い御手は飛んで
しまって、自分が、自分がと、自分が前に出て、すべてを自分で何
とかしなければと思ってしまう。

苦難のヨセフはどうだったろう。もし、ヨセフが自分が、自分がと、
自分で何とかと考えていたなら、ヨセフはすぐに行き詰まり、倒れ
てしまっていたことだろう。兄たちに隊商に売り飛ばされた時はど
うだろう。更に無実の罪で投獄された時は?その上、献酌官長によ
り、出獄できると期待し、忘れ去られた2年間はどうだろう。

打ち続く苦難に心は折れてしまっていただろう。ヨセフがそんな中
も歩めたのは、主に拠り頼み、委ねていた。「思い煩いをいっさい
ゆだねなさい」思い煩いを委ねることが答えだ。「神が心配して下
さる」委ねられないなら、委ねられるよう祈ろう。
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委ねたと思っても、角度を変えて何度でも思い煩いは来る。来るた
びに、主に祈ろう。抱えている問題は主が介入されないと解決はで
きない。明日を知り、最善をしてくださる主に委ねよう。