2002年04月22日(月)

「わしが巣のひなを呼びさまし、そのひなの上を舞いかけり、翼を広げてこれを取り、羽に載せて行く」(申命32:11)


 親鷲がひなに飛ばせる訓練をするために、
ひなが安住している巣をつつき、ひなを呼
び出し、落ち行くひなを地上落下寸前に翼
に載せて拾う。これを繰り返すうちに、
ひなは飛ぶ事を習得する。
これはよく知られているところだ。
ある時、庭に来た親子の鳥を見ていた。
親鳥は餌をついばみ食べていた。横にいた
ひな鳥は口をあけて親鳥がくれるのを待っ
ていた。ところが親鳥は自分が食べ終わる
と、飛んで行ってしまった。
ひな鳥はどうするかと思うと、仕方なく自
分でついばんで食べ始めたのだ。
私達はひな鳥のようだろうか。教会へ行き
口をあけてただ一方的に与えられるのを待
っているか。ある人は人生の大危機が訪れ
るまでそうだった。口を開いて待っていた
危機の中で初めて自分で神を求め、み言葉
を与えられ従う事を学んだ。
あなたはどうか。鷲の様に翼をかって上っ
ているか。