2016年07月24日(日)

「サウルと彼の民は、アガグと、それに、肥えた羊や牛の最も良い もの、子羊とすべての最も良いものを惜しみ・・つまらない、値打ち のないものだけを聖絶した」Tサムエル15:9


信仰人生で大切な事は、主に聞き従うことだとある。どんなに信仰
生活を一生懸命にしても、主の御声に聞き従わなければ、何にもな
らない。職場で、上司からの指示を無視して、自分の思い通りに仕
事をしたらどうだろう。的はずれになってしまう。自分は、どんな
に一生懸命やったと主張しても、方向違いだ。

サウルは、サムエルから「アマレクを打ち、そのすべてのものを聖
絶せよ。容赦してはならない」と、主の命令を受けたにもかかわら
ず、最も良いものを惜しみ、すべてのものを聖絶せず、つまらない
値打ちのないものだけを聖絶した。そして、サムエルに問いたださ
れた時に、「民は、最も良いものを惜しんだ。主にいけにえをささ
げるため」と言った。

民に責任転嫁し、更に「主にいけにえをささげるため」だと言い訳
し、自己正当化した。「主の言葉を退けたので、主もあなたを王位
から退けた」と。聞き従わない事で、王位を失った。主の御声や御
霊の促しを無視したり、ないがしろにしていないだろうか。そこに
必ずサタンも働いて来る。従うなら大きな祝福がある事を知ってい
るからだ。

サタンは御声に従う事を必ず妨げたい。従うことにぐずぐずして
いると、段々思いが鈍くなって来て、従えなくなってしまう。その
内、サタンはエデンの園でのように、正反対の事を言って来る。
「従わなくてよい」と。今、御声を聞いていたなら、すぐに従おう。

・・・・・・・・・・・
「主の言葉を退けた・・」、自覚無く、ないがしろにしたり、ぐずぐ
ずと引き延ばしたり、怠ったりしているかも知れない。あるがまま
の心を、まず祈りに持って行こう。主の愛と力によって、御言葉を
行なえるよう助けて下さる。