2016年11月23日(水)

「神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい」エペソ4:32



あなたも身に覚えのない批判や、理不尽な扱いを受けたり、悪口を
言われたり、攻撃されたりした事があるだろうか。そんな時、どう
すればよいのか。御言葉によると、「赦しなさい」と言われている。
「もし、人の罪を赦すなら、父もあなたの罪を赦してくださる」

「互いに忍び合い、他の人に不満を抱くことがあっても、互いに赦
し合いなさい」「主が赦して下さったように、あなたもそうせよ」
と。なぜ、傷つけられた人を赦すのか。主が、私たちを赦して下さ
ったからだと。あなたがまず赦されているからと。頭ではわかるの
だが、しかし、肉の性質があり、赦すことほど難しいことはない。

自我は決して赦したくない、むしろ憎んでいたい。赦せない思いで
いっぱいだ。敵をも愛せと言われているので、心の中は大葛藤だ。
しかし、神は私たちの罪という罪を赦し続けて下さっている。もし、
自分の犯した罪を、根に持たれ、赦してもらえなかったなら、どう
だろう。「人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの罪を
お赦しになりません」。

神の大きなあわれみを知り、自らの罪の赦しを受け取っているなら、
必然的に他者の罪を赦して行くはずなので、自分が罪の赦しを知ら
ないという事になってしまう。まずそのまま祈って行こう。「赦せ
ません、赦したくありません」、そして御霊の助けを求めて行く時、
みわざにより赦せるようにして下さる。
-------------
感情で赦せるまで憎むなら、どれほど憎み続けるのだろうか。救わ
れた時に赦された罪は、過去もこれから犯すであろう罪までもだ。
赦せないとき、主のあわれみと恵みを覚え祈っていこう。