2017年03月24日(金)

「けれども、もし神の御霊があなたがたのうちに住んでおられるなら、あなたがたは肉の中にではなく、御霊の中にいるのです」ローマ8:9 


私たちは寒暖計だろうか。外気温が指し示す通りに、反応している
だろうか。人がやさしければ、やさしく反応し、礼儀正しければ、
礼儀正しく反応する。そして、人が冷淡であれば、冷淡に、不親切
であれば、不親切に、敵対されれば、こちらも敵対する。これなら、
自分の幸せ、不幸せが、外界によって、人によってコントロールさ
れている事になる。

相手次第という事であり、それならまるで自分が無い。ここ数日を
振り返ってみてどうだろう。他人のあの言葉、この態度で、自分が
アップダウンして、振り回されていないか。他人の言葉で一喜一憂
し、人にほんろうされてしまっている。まず人に反応して、人の目
を気にしている自分に気づこう。

人の目を気にし、人を見ている時、神を見ていない。人に反応する
のでなく、内におられる御霊に反応し、御霊の示しに従い、生きて
行く時、真の喜びと平安がある。寒暖計でなく、サーモスタットだ。
ある人が、自分に辛く当たる相手がいて、挨拶しても無視された。
しかし、人に反応するのでなく、御霊に従って生きる決心をしてい
たので、相手に関係無く、無視されても、自分は御霊に従い、挨拶
を続けていた。

ある時、仕事上で相手に助けられたので、感謝を告げた。すると相
手の表情が突然変わり、まさに良心のとがめを感じていたようだっ
た。その後、心通い合う間柄にされた。どんな時も御霊に従い、行
動して行く時、寒暖計の人生でなく、御霊の実を結んで行く。
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肉は敏感に反応するが、私たちには御霊の助けがある。主に祈り主
の見ておられるようにと行動を切り替えていこう。イエスも、ノー
も御心の対応に主が導いてくださる。