2018年04月23日(月) 「パロとその戦車とその騎兵を通して、わたしが栄光を現わすとき、エジプトはわたしが主であることを知るのだ」出エジプト14:18
「パロとその戦車とその騎兵を通して、わたしが栄光を現わすとき、エジプトはわたしが主であることを知るのだ」出エジプト14:18
モーセに率いられた出エジプトの箇所だ。イスラエルの民は男子で 60万人、皆で200万人とか言われているが、それが一度に脱出すると は大変な事だ。又、エジプトにとっても、労働力が突如として無く なるわけで一大事だ。出発したが、すぐに非常事態が起きた。何と、 後ろからエジプト軍の精鋭部隊が追いかけて来るではないか。 どんどん追いついて来る。前は海で、進む事も退く事も出来ず、絶 体絶命だ。民は手の平を返して、モーセをののしる。「こんな荒野 に連れて来て、死なせるのか。何という事をしてくれた。エジプト にいた方が良かった」。問題が無い時は出て来ないが、問題が起き る時、試練の時、人の本性が現われ出る。 ずっと祈っていたであろうモーセは言った。「恐れるな」「しっか り立て」「あなたがたのために行なわれる主の救いを見よ」。私た ちはすぐに恐れる。不安にさいなまれ、地面が揺れるほど動揺する。 目の前の状況に飲み込まれてしまう。思いは飛躍して、最悪のシナ リオを作り上げる。その時に、神も、御言葉も抜け落ちている。 まず「恐れてはならない」の御言葉に立って、状況を見る時に、心 が動転していた状況が違って見える。そして「しっかり立て」自分 で動かず、自分で何とかしようとせずに、主が動かれる事を信じよ う。「主が戦われる」と。今、目の前に難題があるだろうか。まず 「恐れるな」、心配するなと言われる。自分でどうこうせず、まず 主の導きを求めよう。主が事を成し遂げられる。 ------------- 肉の本性はモーセを通して語られる主の言葉を信じない。簡単に御 言葉の真逆に走ってしまう。恐れの中で御言葉を信じ、御言葉に立 っていよう。主がこの弱い信仰に答えてくださる。