2018年10月24日(水)

「主を待ち望め。その道を守れ。そうすれば、主はあなたを高く上げて、地を受け継がせてくださる」詩篇37:34



祈りには、失望せずに、忍耐をもって祈り続ける事が必要な面があ
る。まず第一に「祈ること」が必要だ。頭の理解、祈りのノウハウ
の知識だけでは何にもならない。まずは祈りを実践しなければ、何
も始まらない。「あなたがたのものにならないのは、あなたがたが
願わないからです」の通りに。

祈りを実践する時、その祈りがなかなか聞かれない事を経験する。
聞かれないのは、動機が間違っているのではと、動機を探るが、特
にとがめは無い。すると祈り続ける事に疲れてしまって、途中で祈
りをやめてしまったりする。主はしばしば「待つ」ことを通される。

聖書には何度も〃「主を待ち望め」と出て来る。すぐに祈りの答え
が来たなら、「待つ」必要がない。逆に言えば、忍耐を養われ培わ
れる事がない。なぜ、神は待つ事を学ばせられるのか。一心に答え
を待つためには、確信が必要だ。確信の無いものを待つことはでき
ない。

そして主への揺るぎない信頼が必要だ。信頼が無ければ、待つ事は
しない。すぐに諦め、求めをやめる。そして希望が必要だ。待ち続
けるためには、本物の信仰が要る。主は、私たちの内に、その本物
の信仰を練り鍛え、培おうとされている。

そのために、主だけを信じ、見える所がいかに逆行していようと、
期待と望みを主にだけ置いて待ち続ける、そのような状況を作られ
る。今、主は、あなたを練り、本物の信仰を培おうとしておられる
のではないか。
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待つことは、わくわくしながらよりもじっと耐えながらの方が多い
のではないか。御霊は弱い私たちを祈りの度に励まし支えてくださ
る。主を信じ、主を待ち望もう。主が力をくださる。